kanom2110のブログ

お散歩樹木観察日誌

妥協しないでほしい!せっかくのお庭を彩り心地よいテーマパークに!プロの庭師が教える家に植えたい庭木

緑は、環境にもよく、人や動物にも落ち着く存在です。

私たちには、なくてはならない存在です。

四季折々の変化をみせる樹木を身近に感じられることが大切です。

葉の紅葉の変化だけでなく、実を熟すものは食べれる楽しみもあります。

また、樹木の種類によっては、枝の伸び方、葉の形やつけ方、花の開花など

種が違うそれぞれの楽しみ方があります。

多種多様の木々があるので、飽きることはありません。

世界には覚えることができないくらいの種類があります。

そのなかでも日本に合う 常緑樹、針葉樹、落葉樹を植えて、楽しみましょう。

前説が長くなりましたが

 

 

さっそく選ばれしおすすめ樹木を、ご紹介しましょう!

 

 

 

ソヨゴ

ソヨゴは一般に、3~5本立の株立ちが、人気があります。厚みのあるかわいらしい葉が風にそよそよと揺れることから、ソヨゴという名前になりました。

葉の付け根から赤い実をぶらさげる姿は、観賞用としても最適です。

雌雄異株ですので、雌木を植えるようにしてください。

 

オトコヨウゾメ

山に自生する落葉性のガマズミの仲間なんです。

5月頃、白~淡紅色の小さな花が、枝にぶら下がるように咲きます。

秋には、枝に赤いの果実を付け、四季の変化を知らせてくれます。

半日陰を好みます。乾燥はストレスになりますので注意が必要です。

 

ハナミズキ

多くの方が、ハナミズキの花は見たことのあるくらい有名なりました。

全国各地に植栽され樹形も空に向かって伸びるので、街路樹として景観の良さも人気のひとつです。                                 ハナミズキの花は上から見るとより綺麗にみれますので、二階のベランダから観賞するのもいいと思います。

 

イロハモミジ

京都、奈良、日本庭園の風景画としてお馴染みのもみじです。

なかでも、イロハモミジは、旅館案内やポスターに掲載されたりして、有名です。

葉は、一枚一枚大きく切れ込みが入っていて、人の手のような形です。

もみじ饅頭でご存知ですよね。

夏から秋にかけて、紅葉し、日本の四季の変化を表す代表樹木といっても過言ではありません。

年間通して美しい姿を見せてくれます。 

 

 

アオダモ

アオダモは、建築材料としても有名なんですが、特に野球のバットの原料としても使われています。
日本の山に自生しているので見たことがあると思います。
庭にあったら、自然界に自生する山林のイメージにもなります。
樹形も自然樹形で、株立ちのアオダモが人気があります。
成長も遅いので、ある程度大きくなるまでは、手入れ等の心配もありません。

 

シマトネリコ

とても丈夫な樹木で、やわらかくやさしいイメージのある樹木です。

最近では、新築建売のポスト脇や庭にメインとして植栽されています。

冬でも落葉せず緑を維持しているので目隠しでも適しています。

成長がはやいので、越境の際には、剪定することが必要になります。

 

ゲッケイジュ

 

料理の世界でも活躍しているゲッケイジュは、ローリエとしてハーブの役割もしています。

シンボルツリーとして植えられることも多く樹形を整えることは難しくはありません。

成長が早いので庭の景観維持のための手入れが必要になってきます。

できれば、風通しの良い場所に植えて下さい。

 

 

ヤマモモ

 

ヤマモモは、ジャムや果樹酒、食材としても有名で、としても楽しめる樹木です。

実は雌木になりますので、注意が必要ですが全体樹形はふんわりとした横幅に広がる傾向にあります。

ヤマモモには、登りやすい樹形なので、沢山の動物がきますので、それも動物好きの方にはおすすめです。

6月初旬には、赤い実が目立つようになりますので、小鳥より早く収穫してください。

 

黒松

 

多くの日本庭園でみかける黒松は、古くから日本人に愛されてきました。

庭石やつくばいとセットとしても植えられることが多く坪庭でも黒松が主役にもなってることが多いです。

葉はとげとげして痛いですが、黒松の隆々しい樹形は他の樹木にはありません。

 

 

 

赤松

 

黒松に比べると葉の柔らかさや樹形の形、樹皮も赤みを帯びているので、女松ともいわれています。樹皮は染料としても使われ、乾燥にも強いです。

あの高価な高級食材のマツタケも、自然界では、赤松の植栽範囲で収穫されることが知られています。

黒松に比べ、強い剪定で痛むことがありますので周囲の邪魔にならない広い場所での植栽をお勧めします。

 

 

五葉松

 

盆栽としても有名ですが、庭木になり種類も産地よりたくさんの呼び名、特徴があります。

縁起物として植栽されることが多く、神社や料亭でも見ることがあります。

日当たりと風通しの良い場所を好みますので日中半日は、日陰にならないようにしてください。

若木の五葉松は、枝がまだ柔らかいので、自分なりの樹形をつくる楽しみもあります。

 

 

 

もみの木

 

クリスマスツリーとしても有名なもみの木は、イルミネーションライトをつけると、

それだけでサンタクロースやトナカイを連想させてしまいます。

庭木としてあったら、毎年活躍できます。

イルミネーションは、もみの木にとっては成長の妨げになりますので、取付はシーズンだけにしてください。

樹形も三角形のようになりますので、見た目も美しいです。

 

 

このようにおすすめ樹木は、流行りや環境変化により変わることがありますので、経過を見て順次紹介していきたいと思います。